原 倫太郎「Uplift and Slope」のご案内
「Uplift and Slope」 2019 年 材料:スチロールボール、テグス、モーター、アルミ、ブラックライト、マイク、アンプスピーカー
KITSUNE Book & Artでは、キネティック・アートの作家、原倫太郎の展覧会「Uplift and Slope」を2019/09/21〜2019/11/22の会期で開催します。※注 キネティック・アート……動くアート作品。あるいは、動いているように見える美術作品。

原倫太郎はこれまで、日本、オランダ、フィンランド、アイスランド、ドイツなどで展示を行ってきました。国内では越後妻有トリエンナーレや、北アルプス国際芸術祭などにも出展。今年は 瀬戸内国際芸術祭 2019 にも参加されています(11/4 まで開催中。香川県・女木島会場)。

Ascending and Descending –white and polar night– from Rintaro Hara on Vimeo.

今回 KITSUNE で展示するのは、ボールが、あたかもそれだけで浮いているかのように、空中遊歩する作品です。鑑賞者によって、それを惑星の移動のように連想する人もいれば、NHKのテレビ 番組「ピタゴラスイッチ」を思い出す人もいれば、オランダの画家、M.C.エッシャーの絵に出てくる無限回廊に想いをはせる人もいるかもしれません。ボールを目で追いながら、自由な発想を膨らませてください。

また、今回のボールの作品には、昼と夜で異なる表情があります。夜には、暗闇の中を赤、青、緑、 オレンジなどのカラフルなボールがイルミネーションのように浮かび上がります。夜の表情は、 KITSUNE でバーのイベントを行うときにご覧いただく予定です。*イベントの日程・内容は現在 調整中。KITSUNEのサイト及びSNSでお知らせします。

さらに……、この作品は音が鳴る仕掛けも隠し持っています。通常の、ゆったりとした表情とは また一味違う、心地よい轟音ノイズを楽しめます。ご希望の方は、仰ってください。スイッチを ON にして、お聞かせします。

「ピンポン・シー」2019 年 瀬戸内国際芸術祭

原倫太郎の作品は、その豊かな表情とは裏腹に、使っている素材は安価で手に入りやすいもの、またその仕掛けも原理的にはとても単純です。しかし、そこから、このような未知の体験をつくり出せる ところに感動があります。11/9 には、小学生を対象とした工作ワークショップも予定していますが、ぜひ子どもたちにも、原倫太郎の作品から、何某かのヒント・インスピレーションを得てもらえたらと思います。

「プロジェクション・ウォール」 2017年 北アルプス国際芸術祭

原倫太郎には、他にも、シャボン玉で出来た壁の作品、影絵を用いたもの、音が鳴ったり水が流れたりする卓球台(※卓球台としてプレイできます)など、いろいろなタイプのアートワークがあります。KITSUNEの展示をきっかけにご興味を持った方は、ぜひこの作家の他での展示の機会もチェックされてみてください!

ボールが空中浮遊する原倫太郎の作品「Uplift and Slope」は、Kitanomad(神戸市中央区山本通 1-7-15)の1F奥にあるKITSUNE Book & Artで、11/22まで展示中です!(入場無料)

 
原 倫太郎 Rintaro Haraプロフィール

1973 神奈川県生まれ
1997 東京造形大学造形学部デザイン学科デザイン一類専攻卒業
2000 サンドヴェルグ・インスティテュート美術科修了/アムステルダム(オランダ)

 
[主な個展]
2000 エッフェナー/アイントホーヘン(オランダ)
2000 SBK/アムステルダム(オランダ)
2003 「クリテリオム56」水戸芸術館 /茨城
2005 「以心伝心」プラスマイナスギャラリー/東京
2006 「Made by Cutter」Wi-CANP/千葉
2011 「Switching Shuttle」アユミギャラリー/東京
2016 「上昇と下降 Ascending and Descending」Ayumi Gallery Cave/東京
2017 「府中市美術館公開制作71 回転から、はじまる」府中市美術館/東京
2018 「上昇と下降 ー白夜と極夜ー」(ポート・ジャーニー・プロジェクト)フォーラムボックス/ヘルシンキ(フィンランド)

 
[主なグループ展]
2012 「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」(原倫太郎 + 原游)十日町市街/新潟
2014 「Synthesis」Reykjavik Art Museum Hafnarhus/レイキャビック(アイスランド)
2015 「WIE RAUM WIRD」Museum für Gegenwartkunst Siegen/ジーゲン(ドイツ)
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」(原倫太郎 + 原游、平石博一)津南総合案内所/新潟
「ファンタスマゴリア – 千葉をうつす影 – 」(原倫太郎 + 原游 with WiCAN)千葉市美術館/千葉
2016 「HOW SPACE TURNS」Washington Western University/ベリンハム(アメリカ)
「鉄道美術館展 The Railway Art Museum」川崎市岡本太郎美術館/神奈川
「体験型現代美術スペースアート展」(原倫太郎 + 原游)浜田市世界こども美術館/島根
「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ2016」小休本陣常盤邸/静岡
2017 「北アルプス国際芸術祭」(原倫太郎 + 原游/長野
「うごくコトはオモシロイ うごくモノ うごくイロ うごくオト」あまらぶアートラボ/兵庫
2018 「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ2018」旧加藤酒店/静岡
「スマートイルミネーション横浜 2018」象の鼻テラス/神奈川
2019 「瀬戸内国際芸術祭 2019」(原倫太郎 + 原游)女木島/香川
「水遊び博覧会」(原倫太郎+原游)越後妻有里山現代美術館 キナーレ/新潟
「デパート卓球」(原倫太郎 + 原游)日本橋髙島屋/東京

 
[主な賞歴]
1996 「キリン・コンテンポラリー・アワード ‘96」奨励賞受賞
2004 「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展」特別賞受賞
2008 「第11回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門奨励賞受賞(原倫太郎 + 原游)
2018 「第21回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査員推薦作品

 
[出版]
2006 「匂いをかがれる かぐや姫 〜日本昔話Remix〜」マガジンハウス(文:原倫太郎 絵:原游 訳:翻訳ソフト)
2008 「背面ストライプの浦島太郎 日本昔話Remix2」マガジンハウス(文:原倫太郎 絵:原游 訳:翻訳ソフト)
2019 「逃亡者おむすびころりん 日本昔ばなしRemix」山烋(文:原倫太郎 絵:原游 訳:翻訳ソフト)